事業活動の正常な運営を阻害する労務問題は大きく6つに分類されます。
当法人ではリスク診断を通じて、労務問題の潜在的な要因から可視化し、
優先順位の高い問題から改善のサポートをしていきます。
(1)解雇トラブル
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
自己都合退職を会社都合にして欲しいと頼まれた | ・弁護士費用 ・訴訟リスク ・損害金の発生 ・助成金申請に影響 |
辞めてくれない社員を転勤させた | |
問題社員を解雇しようとしている | |
パートやアルバイトの契約更新を書面で残してない | |
回復の見込みがないので、休職を一方的に打ち切った |
(2)未払残業代請求
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
課長以上は払わないルール | ・監督署への申告 ・弁護士などによる請求 ・他の従業員への波及 ・風評被害(ブラック) ・倒産リスク ・付加金の支払いリスク |
営業職には必要ない | |
残業時間の上限が決まっている | |
労働時間の管理を行っていない | |
残業代は基本給に含めている |
(3)問題社員(ローパフォーマー)
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
遅刻早退欠勤が多い | ・監督署への申告 ・弁護士などによる請求 ・他の従業員への波及 ・風評被害(ブラック) ・倒産リスク ・付加金の支払いリスク |
コミュニケーション能力の著しい欠如 | |
心の病気で出勤常ならず | |
SNSで会社の悪評を流す |
(4)ハラスメント
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
雑用を女性にのみ行わせている | ・都道府県労働局へのあっせん申請 ・労働弁護団からの慰謝料請求 ・合同労組との団体交渉 ・風評被害 |
指導が行き過ぎ、暴言や暴力がみられる | |
能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を担当させている | |
性的な関係を要求したが拒否されたため解雇、配置転換、降格した |
(5)退職勧奨
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
能力不足 | ・弁護士による地位確認請求や損害賠償請求 ・合同労組との団体交渉 ・風評被害 |
トラブルを社内外で起こす | |
業務命令に従わない |
(6)過労死賠償請求
潜在的な要因 | 顕在化したときのストレス |
恒常的に1ヶ月80時間を超える残業をしている | ・監督署の立ち入り調査 ・労働弁護団からの慰謝料請求 ・合同労組との団体交渉 ・遺族との交渉 ・賠償金リスク |
シフトが不規則で拘束時間も長い | |
日常的に、精神的に負担がきつい業務を担当している | |
健康診断を受けさせていない | |
36協定の限度時間を守れていない |
いかがでしたでしょうか?
当法人では、無料で労務監査診断を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
Copyright (C) 日本経営労務 All rights reserved.